この仕事に興味を持ったキッカケは何でしたか?
社長の一言がキッカケ。
元々ブライダル業界を目指して専門学校に通っていましたが、自分に向いてないなと思って。あまり環境に恵まれず、10代だったこともあり心が折れてしまいました。その後すぐに「成匠」で働き始め、最初は総務・事務の仕事をしていましたが、しばらくして社長から「できる人の下についてみたら?」と言われたのがインテリアコーディネーターの仕事をはじめるキッカケでした。
この仕事をはじめる前、どんな不安がありましたか?
経験がないのが不安だったけど、それ以上の楽しさがある。
建築の世界は幅が広く奥が深いので、自分の経験と知識の足りなさに不安を感じていました。コーディネーターの仕事はお客様の願望を叶える仕事。色んなことを話しながら、お客様のアイディアと私たちの提案が組み合わさり、ゼロの状態から家という1つのカタチになる過程をすべて見られるところが楽しいです。勉強しなければいけないことが多くて大変ですけど、最初はひたすら先輩たちの背中を見て仕事を覚えていきました。現場の人も含め、会社では私が1番年下なので分からないことはその都度聞くようにしています。住宅はトレンドや時代によっても好みが変わっていくのでお客様から教えてもらうことも多く、最近ではインスタグラムで好みのものを見つけてきて「こんなクロスがいいです」「こういうタイルがいいです」と言われるので、その画像の形や色を手掛かりに1から調べます。
コーディネーターの仕事はどこが大変ですか?
提案力が試される。
インテリアコーディネーターは提案力が必要な仕事です。注文住宅では、家の外の壁から外構、家の内装まですべてお客様に提案しないといけないので、膨大な種類の商品をある程度は把握して、提案できるようになっておく必要があります。また、ご主人と奥様でも「こだわり」が違うので、お二人の間を取って決めるとか、色の好みはご主人だけど、カタチは奥様の好みでという風に、上手に組み合わせてみたりする提案力が求められます。コーディネーターの仕事をはじめて4年、5年ですが、私もまだまだ勉強中です。
「成匠」の先輩たちは、知識も経験も豊富なベテランばかりなので勉強になることばかり。色や柄、間取り、空間の使い方などは時代や流行りによって変わっていきますが、「成匠」はチームワークを発揮して臨機応変に対応できるところが強いです。