【リノベーション】

築80年以上の繭蔵をリノベーション

築80年の建物は40年ほど前から繭倉として使用されていた木造土蔵造りの建物で、最近はとして利用され構造としてはしっかりとしているが、室内は暗く閉塞的で、風通しの悪い住居として使用するには住みにくい建物でした。

今回のリフォーム計画は2階リビング~1階階段~通路に繋がる動線において、2階踊り場に天窓を設けた。その他の通路については人感センサーをライティングプランに取入れる事により室内の暗さを解消した。内装には施主様のご要望であるナチュラルな雰囲気を提案し、明るい色を使用することで開放感得ることができました。

風通しについては施主様と季節毎の風の通りを何度も打合せた。また、ペアガラス、同時給排気システム設備の設置など結露にも備えてあります。

「終の棲家」としてのバリアフリー性はもちろんのこと、壁にはポイントでニッチを設けるなど、意匠性にも飽きのこない空間を実現。また急勾配で手摺の無かった階段は勾配を緩くし廻り階段とした。施主様の将来性を見据え、配慮の行き届いた住空間作りとなりました。